アルコール依存症

アルコール依存症の初診について

 アルコール依存症の初診について紹介します。

 

家族は同席しないことが多い

 アルコール依存症の初診では家族が同席しないことが多いです。初めは患者本人だけで行い、後で家族と面接するというケースが多いです。

 

初診の時間

 初診にかける時間は病院や医師によってさまざまですが、40分くらいかけることが多いようです。アルコール依存症の人は依存性が高いため、医師に頼りきってしまおうと考えてしまうおそれがあります。そのため、あまり長時間になることはありません。

 

初診で聞かれること

 患者が初診で聞かれることには次のようなものがあります。

  • 氏名、年齢
  • 現在の職業、または以前していた仕事
  • 初診までの経緯(自分で判断して来院したのか、誰かに連れて来られたのか、人に紹介されたのかなど)
  • 出生期や幼児期のこと
  • 小学生、中学生時代のこと
  • その後の学生生活のこと
  • 職歴のこと
  • 家族構成
  • 最後にお酒を飲んだのはいつか?
  • 過去にアルコール依存症で治療した経験
  • 今の精神状況や身体状況
  • 自分がアルコール依存症であるという自覚はあるか?
  • 飲酒したい気持ちはあるか?

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