定年後、暇を持て余して酒浸りに
アルコール依存症の症例を紹介します。定年後、暇を持て余したのをきっかけにアルコール依存症になってしまう人もいます。
無事に定年を迎えました。長年責任ある仕事をしてきたので開放された気分になりました。
すでに子どもも独立し、住宅ローンも完済。ちょっとした家事以外にはやることがなくなりました。
あまりにも自由になったので生活のリズムが乱れてきて、昼から酒を飲むようになりました。徐々に酒量が増えて、アルコール依存症になってしまいました。
高齢者のアルコール依存症も増えてきています。その背景として特に多いのは、退職後の開放感から酒量が増えるケースです。その他には家族や親族との死別、離婚などが理由にあげられます。
高齢者の場合、認知症と重複するケースもあります。飲酒への自制がコントロールできずにアルコール依存症になります。
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