アルコール依存症の症状

依存の自覚がない

 アルコール依存症の症状を紹介します。アルコール依存症の人は、依存の自覚がありません。そのために対応が遅れてしまいます。

 

 飲酒をコントロールできなくなってくると、何か問題が起こっても自分に都合よく考えて反省しなくなります。問題と向き合うと辛くなるため、無意識に現状から目をそむけるようになります。その背景には自分の落ち度を認めたら、お酒を奪われるのではないかという不安があります。酒を飲むことが幸せなので、それを咎める人には抵抗を感じ、さまざまな問題や悪影響を無視するようになります。

 

 問題から目をそむけるので、自分が依存症だと自覚することはありません。その間に症状はどんどん悪化していくのです。

依存の自覚がないことによる特徴的な言動

 依存の自覚がないことによって、次のような言動が現れます。

  • 飲酒を続けているのに「やめた」などと嘘をつく。
  • 飲酒による問題を軽くみる。
  • 記憶の断片的な欠如。そのために問題を把握できなくなる。

依存の自覚がない―アルコール依存症の症状関連ページ

お酒をコントロールできない
アルコール依存症の症状を紹介します。アルコール依存症の人はお酒の飲み方をコントロールできません。
周囲を巻き込む
アルコール依存症の症状を紹介します。アルコール依存症は本人だけの問題にとどまらず、周囲を巻き込んでしまいます。
連続飲酒
アルコール依存症の症状を紹介します。お酒の飲み方をコントロールできなくなると、やがて四六時中飲み続けるようになってしまいます。
離脱症状
アルコール依存症の症状を紹介します。アルコール依存症の人は、酒を飲まないと、手が震えるなどの離脱症状が現れます。
脳に異常が起こる
アルコール依存症の症状を紹介します。アルコール依存症の人は、脳に異常が起こることがあります。
肝臓をはじめ様々な部位が病気になる
アルコール依存症の症状を紹介します。アルコール依存症の人は、肝臓をはじめ様々な部位が病気になることが多くあります。
自殺企図をしてしまう
アルコール依存症の症状を紹介します。アルコール依存症の人は判断力の低下から自殺企図をしてしまう人もいます。
併発しやすい病気
アルコール依存症ではさまざまな病気を併発することも少なくありません。