アルコール依存症の症状

お酒をコントロールできない

 アルコール依存症とは、お酒の飲み方をコントロールできなくなった状態のことです。仕事や家事よりもお酒を優先させてしまいます。これは意志の弱さの現れではなく、自分をコントロールできる力を失った病的な状態です。

 

アルコール依存症の人がコントロールできないこと

 まず、アルコール依存症の人は飲む時間をコントロールできません。夕飯と一緒に飲むだけのつもりが、気がつけば夜中まで飲んでいるといったことがよくあります。
 また、飲む量をコントロールできません。ちょっと一杯のつもりが飲みだすと止まらなくなったりします。
 そして、飲む状況をコントロールできません。次の日の早朝から大事な会議があっても、深酒をして二日酔いになったりします。

気の持ちようでは治らない

 アルコール依存症は意志の弱さの現れではなく、病気です。過度の飲酒が続いたことにより、心身ともに異常が起こっている状態です。自分の意志ではお酒をやめることはできなくなっています。

 

 「断酒する」と言うこともありますが、実現はほぼできません。

 

 専門医を受診し、きちんとした治療が必要です。

お酒をコントロールできない―アルコール依存症の症状関連ページ

周囲を巻き込む
アルコール依存症の症状を紹介します。アルコール依存症は本人だけの問題にとどまらず、周囲を巻き込んでしまいます。
連続飲酒
アルコール依存症の症状を紹介します。お酒の飲み方をコントロールできなくなると、やがて四六時中飲み続けるようになってしまいます。
離脱症状
アルコール依存症の症状を紹介します。アルコール依存症の人は、酒を飲まないと、手が震えるなどの離脱症状が現れます。
依存の自覚がない
アルコール依存症の症状を紹介します。アルコール依存症の人は、依存の自覚がありません。そのために対応が遅れてしまいます。
脳に異常が起こる
アルコール依存症の症状を紹介します。アルコール依存症の人は、脳に異常が起こることがあります。
肝臓をはじめ様々な部位が病気になる
アルコール依存症の症状を紹介します。アルコール依存症の人は、肝臓をはじめ様々な部位が病気になることが多くあります。
自殺企図をしてしまう
アルコール依存症の症状を紹介します。アルコール依存症の人は判断力の低下から自殺企図をしてしまう人もいます。
併発しやすい病気
アルコール依存症ではさまざまな病気を併発することも少なくありません。